宇宙開発委員会  第 1 回調査部会

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成22年12月17日(金)14:30〜17:00 【議題 1-1】 冒頭15分程で、部会長の開会挨拶、事務局による資料1-1(原因究明と今後の対策)の説明が行われたと思われる。(小職、遅刻してしまった。)

【議題 1-2】 JAXA宇宙科学研究所の小野田所長が口火を切り、中村プロマネが報告の位置付けを説明し、石井教授が資料1-2(軌道投入失敗の状況)を説明した。概ね35分を要したと思われる。其の後、10分に満たない質疑応答があった。(主エンジン(OME)の噴射開始から152秒後に衛星の姿勢が急に乱れ、其れを検知して「姿勢維持モード」に移行して主エンジンを停止させたが、姿勢を回復する事が出来ず、375秒で「セーフホールドモード」に移行した。衛星は近日点9,000万km遠日点11,000万kmの軌道にあり、約6年後に再び金星と会合する可能性がある。)

【議題 1-3】 JAXA宇宙科学研究所の稲谷教授が資料1-3(原因究明と対策)を35分弱で説明した後、一時間弱の質疑応答があった。(原因究明のためのFTAが紹介され、可能性のある要因として、主エンジンの燃焼異常など5項目に絞り込まれ、今後、実験や解析によって、詳細に原因追究を行なって行く。)

【議題 2】 事務局から今後の予定が紹介され、議事を終了した。
(次回は12月27日午前中に開催される。)
2. 場所 文部科学省 16階 特別会議室
3. 議題
(1) 金星探査機「あかつき」の金星周回軌道への投入失敗に係る原因究明及び今後の対策について
(2) その他
4. 資料
調査1-1 第24号科学衛星(PLANET-C)「あかつき」の金星周回軌道への投入失敗に係る原因究明及び今後の対策について
調査1-2 「あかつき」の概要と金星周回軌道投入失敗の状況について
調査1-3 「あかつき」金星周回軌道投入失敗に係る原因究明と対策について
参考1-1 宇宙開発委員会 調査部会の今後の予定について