宇宙開発委員会 第4回推進部会

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成22年9月21日(火)14:00〜17:10 【議題1】 文科省の瀬下補佐が資料4-1-1(事後評価に係る調査審議)を2分余で説明した後、質問は無かった。続いて瀬下補佐が資料4-1-2(HTV評価実施要領)を5分程で説明した。此れに対しても質問がなく、JAXAの小鑓サブマネが資料4-1-3(HTV1の事後評価について)を1時間4分程で説明した。その後、35分程の質疑応答があった。(技術実証其の物は大変上手く行き、多大な技術成果が得られた様である。然しかなりの開発期間の延長と開発費の増大があった。前者はISS計画の遅れに伴うものであり、後者は其れに伴うものの他、暴露パレットを運べるように設計変更された事が大きい。此の辺りの説明は不十分であったが、質疑応答を通じて概ね把握出来たと思われる。)

【議題2】 文科省の小林係長が資料4-2-1(H-UBの評価実施要領)を4分程で説明した後、質問は無かった。続いてJAXAの中村プロマネが資料4-2-2(H-UBの事後評価について)を35分余で説明した後、30分程の質疑応答があった。(技術実証其の物は大変上手く行った上に、HTV1の輸送にいきなり充てて成功したので、経費節減にも貢献した。然し、此れも開発期間の延長と開発費の増大があった。前者はH-UAの失敗に伴うもので、H-UAの対策に集中する間、開発を停止した事が大きい。従って、遅れに伴う経費増大は少なく、H-UAの対策に伴う費用増大に共通する分と、HTVが大型化して打上げ能力を増大させる為に、設計変更した事に依ると思われる。)

【議題3】 文科省の瀬下補佐が参考資料4-2(今後の予定)を説明して審議を終了した。
2. 場所 文部科学省16階 特別会議室
3. 議題
(1) 宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機プロジェクトの事後評価について
(2) H-UBロケット試験機プロジェクトの事後評価について
(3) その他
4. 資料
推進4-1-1 宇宙開発に関する重要な研究開発の評価 宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機プロジェクト及びH-UBロケット試験機プロジェクトの事後評価に係る調査審議について
推進4-1-2 宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機プロジェクトに係る事後評価実施要領(案)
推進4-1-3 宇宙ステーション補給機技術実証機(HTV1)プロジェクトに係る事後評価について
推進4-2-1 H-UBロケット試験機プロジェクトに係る事後評価実施要領(案)
推進4-2-2 H-UBロケット試験機プロジェクトに係る事後評価について
参考4-1 宇宙開発に関するプロジェクトの評価指針
参考4-2 宇宙開発委員会 推進部会の今後の予定について