第25回定例会議

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成22年7月14日(水)14:00〜15:30 【議題1】 JAXAの長谷川執行役が資料25-1(IKAROS運用状況)を8分弱で説明した後、7分弱の質疑応答があった。(IKAROSの帆の展開が完了した後、2回に亙る分離カメラの観測、光子に依る加速の加速度測定等をを行ない、期待通りの結果を得た。更に、光子に依る加速で軌道制御する実験を続けて行く。)

【議題2】 JAXAの森田プロマネが資料25-2-1(イプシロンロケット)を16分弱で説明した後、15分余の質疑応答があった。其の後文科省の松尾参事官が資料25-2-2(同 調査審議)を2分弱で説明し、推進部会に審議付託される事が承認された。(イプシロンロケットはM-Xの後継となる全段固体の3段式ロケットで、低周回軌道に1.2トン、太陽同期軌道に450 kg(M-Xのおよそ2/3)の打上げ能力を有する。打上コストはM-Xの約半分になる予定。伝承された技術を活用し、射場運用に於ける徹底した合理化・自律化を図って此れを実現した。また、第三段の上に小さな液体ロケットを載せ、軌道投入精度を向上させられるオプションも用意する。研究開発から開発へのフェーズアップを審査する。)

【議題3】 JAXAの吉川氏が資料25-3-1(はやぶさ2)を15分程で説明した後、長谷川執行役を加えて14分弱の質疑応答があった。其の後文科省の松尾参事官が資料25-3-2(同 調査審議)を2分弱で説明し、推進部会に審議付託されることが承認された。(研究から研究開発へのフェーズアップを審査する。)

【議題4】 文科省の萩原補佐が現状報告を7分余で説明した後、質疑応答は無く、第24回の議事録が承認された。
 
2. 場所 文部科学省18階 宇宙開発委員会会議室
3. 議題
  (1) 小型ソーラー電力セイル実証機「イカロス」の運用状況について
(2) 宇宙開発に関する重要な研究開発の評価 イプシロンロケットプロジェクトについて
(3) 宇宙開発に関する重要な研究開発の評価 はやぶさ2プロジェクトについて
(4) その他
4. 資料
   委25-1 小型ソーラー電力セイル実証機(IKAROS)の運用状況について
委25-2-1 イプシロンロケットプロジェクトについて
委25-2-2 イプシロンロケットプロジェクトに係る調査審議について
委25-3-1 はやぶさ2プロジェクトについて
委25-3-2 はやぶさ2プロジェクトに係る調査審議について
委25-4-1 宇宙開発の現状報告(平成22年6月30日〜7月13日)
委25-4-2 第24回宇宙開発委員会議事要旨