第3回定例会議

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成22年1月13日(水)14:00〜15:10 【議題1】 理化学研究所の牧島主任研究員が資料3-1(MAXI)を16分程で説明した後、PIの松岡先生、理化学研究所の三原専任研究員を加え17分程の質疑応答があった。(JAXAの宇宙科学研究本部が行っているX線天文観測の様な、独立した衛星を用いたものと、ISSのJEMを利用した今回のMAXIとの相違点について、かなりポイントを絞り込んだ質問があったが、発表者にJAXA職員が居なかった為か、宇宙開発委員の満足する様な回答には至らなかった様子だった。)

【議題2】 JAXAの道浦執行役と海洋研究開発機構の吉田グループリーダが資料3-2(WINDS)を13分余で説明した後、20分近くの質疑応答があった。(WINDSは技術実証衛星であるが、実用衛星の段階に進んだ場合に、どの様なユーザが居てどのようなニーズがあるのかと云う質問が長く続いたが、噛合った回答ではなかった様に感じた。Kaバンドを使ったインターネット衛星であるが、静止通信衛星と云う範疇に属するもので、迂闊な計画推進をすればスーパー301の時と同じ目に遭う事が危惧される。公開の場でなくて結構なので、確りと噛合った将来計画の議論を行って欲しいものである。)

【議題3】 文科省の松尾参事官が資料3-3-1(平成22年度予算)を2分半で説明した後、質問は無かった。続いて金子補佐が宇宙開発の現状報告を行い、更に第2回の議事録が承認された。
 
2. 場所 文部科学省18階 宇宙開発委員会会議室
3. 議題
  (1) JEM搭載全天X線監視装置(MAXI)の観測
(2) 超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)による実験結果及び今後の予定について
(3) その他
4. 資料
  委3-1 JEM搭載全天X線監視装置(MAXI)の観測
委3-2 超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)による実験結果及び今後の予定について
委3-3-1 平成22年度予算(政府原案)における宇宙関係予算について(速報値)
委3-3-2 宇宙開発の現状報告
委3-3-3 平成22年第2回宇宙開発委員会議事要旨(案)