第8回定例会議

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成22年2月24日(水)14:00〜15:25 【議題1】 JAXAの道浦執行役が資料8-1-1(GOSAT成果と今後の計画)を、国立環境研究所の笹野氏が資料8-1-2(同・データ処理解析)を、併せて20分余で説明した後、30分近くの質疑応答があった。(GOSAT搭載センサの温室効果観測センサ(TANSO-FTS)の近赤外側の測定と雲・エアロゾルセンサ(TANSO-CAI)による観測とCO2・メタン分布の解析が進み、検証が出来たと云う事で一般公開を開始した。現在遠赤外(熱赤外)の観測・検証も進めており、其れが出来ると海上のCO2・メタン分布も観測可能になる。雲があると観測が出来ないので、現状雲の存在を厳し目に評価して、雲の在る処の解析は行わないでいるが、3%程度の領域での温暖化ガス濃度評価が出来る段階になった。)

【議題2】 JAXAの柳川有人宇宙技術部長が資料8-2(若田飛行士)を4分余で説明した後、2分弱の質疑応答があった。(ブランチ・チーフは、世界中から集まった宇宙飛行士の職務分担として予め締結された協定の範囲にあって、若田飛行士の搭乗機会や処遇(給与)には変更が無い。米国人以外がチーフに就いたのはカナダ・ESAに続く3例目で、勿論日本人としては初の栄誉である。)

【議題3】 JAXAの宇宙環境利用センタの小林主幹が資料8-3(タンパク結晶実験)を13分弱で説明した後、13分余の質疑応答があった。

【議題4】 文科省の金子補佐が宇宙開発の現状報告を説明した後の質問は無く、第7回の議事録が承認された。
 
2. 場所 文部科学省18階 宇宙開発委員会会議室
3. 議題
  (1) 「いぶき」(GOSAT)による観測データ解析結果の一般提供開始について
(2) 若田飛行士のNASA/ISS運用ブランチ・チーフ就任について
(3) 「きぼう」におけるタンパク質結晶生成実験の実施状況について
(4) その他
4. 資料
  委8-1-1 GOSATデータ処理解析の成果と今後の計画について
委8-1-2 温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)のデータ処理・解析の成果と今後の計画について
委8-2 若田飛行士のNASA/ISS運用ブランチチーフ就任について
委8-3 「きぼう」を利用したタンパク質結晶生成実験の実施状況
委8-4-1 宇宙開発の現状報告(平成22年2月17日〜2月23日)
委8-4-2 第7回宇宙開発委員会議事要旨