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日時 |
平成23年5月11日(水)14:00〜14:25 |
【議題 1】 JAXAの藤田室長が資料14-1(SBR分離)を10分程で説明した後、8分余の質疑応答があった。(H-UB#2打上(平成23年1月22日)の際、SRB-A第1ペア分離時に、左右のストラットの分離タイミングが0.45秒ずれた。此の分離はV型成形爆薬線(FLSC-U)と云う火工品に依りストラットを切断する事で実行される。此のFLSC-Uの起爆に冗長性を持たせる為、其の両端に導爆索を繋ぐ設計にしてあった。H-UBでは、其の二系統の導爆索の長さに相違があり、FLSC-Uが片側から爆燃を完了してしまい、其の為分離部分で「こじり」を生じて片方のストラットの抜けが悪くなった事が原因であった。H-UAの導爆索は冗長系の夫々の長さが同じ為、FLSC-Uの両端から着火していたので、「こじり」を生じる様な現象が出ず、其の為此の不具合が発現しなかった。FLSC-Uはどちらの端部から爆燃が始まり他端で終了しても、円滑な分離が出来る様な切断を実現させる設計に改善し、6月の領収試験で最終確認をした後、H-UA19号機から採用する計画である。)(「こじり」と云う現象を解る様に説明して貰えず、良く理解出来なかった。但し、切断部の内側にも更に構造体があって、其処から引き抜かれる様に分離すると云う主旨の説明を為さっていたと記憶する。)
【議題 2】 事務局の松原室長が資料14-2-1(現状報告)を3分程で説明した後、3分程の質疑応答があり、前回の議事録を確認して委員会を終了した。
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