第 16 回定例会議 |
【議事次第】 | 【要旨】 | |||
1. | 日時 | 平成23年5月25日(水)14:00〜15:05 | 【議題 1】 JAXAの上野部長と小沢室長が夫々資料16-1-1(古川飛行士準備状況)と資料16-1-2(同・安全確認)の説明を合せて13分程で行った後、8分程の質疑応答があった。 【議題 2】 JAXA の吉川プロマネが資料16-2-1(はやぶさ2)を9分程で説明した後、8分程の質疑応答があった。引き続いて、事務局の松尾参事官が資料16-2-1(はやぶさ2事前評価)を2分程で説明した後、質問はなく、推進部会の審議に付される事を決定した。(「はやぶさ2」プロジェクトは昨年8月22日に「開発研究」フェーズへの移行を「妥当」と評価された。其の後システム検討、フロントローディングを行ない、はやぶさ2プロジェクトチームを発足させた。此処で、「開発」フェーズへの移行について推進部会の評価を受ける。) 【議題 3】 安全部会長の河内山委員が資料16-3(H-UA#19安全対策)を2分程で説明した後、質疑応答は無かった。(文書の体裁との整合性はないが、「議決」が行われた。) 【議題 4】 JAXAの村上教授が資料16-4(ASTRO-Fの電力異常)を9分余で説明した後、9分程の質疑応答があった。(ASTRO-Fは平成18年にM-Xで打上げられ、運用1.5年で赤外望遠鏡冷却用のヘリウムを予定通り使い切り、其の後は冷凍機に依る運用で波長の短い側の赤外線観測を続けて来た。現在約5年の運用を行なって来ており、設計寿命3年を超えている。其の冷凍機も目標寿命を越える運用の中で不調になり、暫く観測を休止して居た処、昨日バッテリの蓄電量低下に依る「軽負荷モード」への移行と電力復旧に依る「初期状態」への移行が発生した。日陰に入る事の無くなる8月頃を待って、今後の対応を検討する予定である。) 【議題 5】 松尾参事官が資料165-1(現状報告)を2分余で説明した後、池上委員長が「フォンブラウン賞は「はやぶさ」がチームとして獲得したのか?」と云う確認をした以外の質問はなく、前回の議事録が確認されて審議を終了した。 |
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2. | 場所 | 文部科学省18階 宇宙開発委員会会議室 | ||
3. | 議題 | |||
(1) | 古川宇宙飛行士のソユーズ宇宙船搭乗及び国際宇宙ステ―ションでの長期滞在の実施について | |||
(2) | 宇宙開発に関する重要な研究開発の評価 はやぶさ2プロジェクトについて | |||
(3) | H-UAロケット19号機の打上げに係る安全対策についての安全部会での審議結果について | |||
(4) | 赤外線天文衛星「あかり」(ASTRO-F)の現状について | |||
(5) | その他 | |||
4. | 資料 | |||
委16-1-1 | 古川宇宙飛行士のソユーズ宇宙船搭乗及びISSでの長期滞在の実施について ーミッション概要及び準備状況について― | |||
委16-1-2 | 古川宇宙飛行士のソユーズ宇宙船搭乗及びISSでの長期滞在の実施について ―日本人搭乗員の安全確認状況について一 | |||
委16-2-1 | はやぶさ2の状況について | |||
委16-2-2 | 宇宙開発に関する重要な研究開発の評価 はやぶさ2プロジェクトの事前評価に係る調査審議について(案) | |||
委16-3 | H-UAロケット19号機による情報収集衛星の打上げに係る安全対策について(調査審議結果の概要) | |||
委16-4 | 赤外線天文衛星「あかり」(ASTRO-F)の電力異常について | |||
委16-5-1 | 宇宙開発の現状報告(平成23年5月18日〜5月24日) | |||
委16-5-2 | 第15回宇宙開発委員会議事要旨(案) |