第 24 回定例会議

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成23年8月24日(水)14:00〜15:00 【議題 1】 JAXAの長谷川理事が資料24-1(ISSシンポジウム)を10分弱で説明した後、9分弱の質疑応答があった。

【議題 2】 JAXAの稲谷教授が資料24-2-1(ASTRO-G)を13分余で説明した後、17分弱の質疑応答があった。その後松尾参事官が資料24-2-2(同・評価に係る調査審議)を3分弱で説明した後、質問は出なかった。(電波天文衛星(ASTRO-G)はスペースVLBIと呼ばれる電波干渉の技法に依り、遠い宇宙の天体からやって来るX線を観測するシステムで、大型の展開アンテナを特徴にしている。其の大型アンテナが期待の精度を達成出来ない事が分かり、NASAが提供する観測機器が乗せられなくなった事があり、此の儘開発を継続すると開発費が大幅に増大する事が危惧される状況に至った。其の為、ASTRO-Gプログラムを中止する事を宇宙開発委員会にて審議して貰う事をお願いする。)(推進部会長は井上委員であるが、丁度ISASにいらして、ASTRO-Gの進捗に責任ある立場であった事から、推進部会での審議に参加されない様にと云う配慮があり、河内山部会長代理、服部委員、及び特別委員の先生方で審議する事になった。)

【議題 3】 文科省の松原補佐が資料24-3-1(現状報告)を5分余で説明した後、4分程の質疑応答があった。(質疑応答時間には、現状報告にも記載された「能代宇宙イベント」に参加された井上委員の報告も含まれている。) 其の後前回の議事録が確認されて審議を終了した。

 
2. 場所 文部科学省18階 宇宙開発委員会会議室
3. 議題
(1) 「国際宇宙ステーション利用シンポジウム〜日本の復興・再生に向けて〜」の開催結果について
(2) 宇宙開発に関する重要な研究開発の評価 電波天文衛星(ASTRO-G)プロジェクトについて
(3) その他
4. 資料
委24-1 「国際宇宙ステーション利用シンポジウム〜日本の復興・再生に向けて〜」の開催結果について
委24-2-1 電波天文衛星(ASTRO-G)の状況について
委24-2-2 宇宙開発に関する重要な研究開発の評価 ASTRO-Gプロジェクトの評価に係る調査審議について(案)
委24-3-1 宇宙開発の現状報告(平成23年8月17日〜8月23日)
委24-3-2 第23回宇宙開発委員会議事要旨(案)
  出席者 池上徹彦、井上一、河内山治朗、服部重彦
松尾浩道