第5回安全部会

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成18年10月12日() 10:00〜11:20  JAXAの今野ミッション保証室長が資料5-1(前回の質疑に対する補足)を説明した後、かなり活発な質疑応答があった。

 次に事務局が資料5-2(安全部会報告書案)を丁寧に説明した後、第1議題のときの質疑応答の続きが行われた。


 安全部会報告は18日の定例会議に提出する旨が確認され、事務局から議事録の確認と、補足説明の改訂版を後刻配布することの発表があって閉会した。
2. 場所 三田共用会議所 第3特別会議室
3. 議題
(1) H-UAロケット11号機の打上げに係る安全評価について
(2) H-UAロケット11号機の打上げに係る安全対策について
(3) その他  質疑応答は事故が発生したときの周囲の安全に関するもので、説明の不適切による混乱が審議時間を延ばしたものとの印象を持った。保安距離、警戒区域、落下限界線などは、様々な不具合を想定した上で、その外側には被害の影響を与えないように定めたものである。その大原則の部分に一切言及しないで、「○○は有り得ないハザードケース」などと説明しているので、「そんなことは言い切れない。」と指摘を受けてしまっている。
 多分”機微な情報に基づいて数値設定を行っているため、その詳細を公表してはいけない”と考えて発言が不明朗になるのであろうが、「隠し事をしている」「言い逃れをしている」と云った消極性を委員が感じていたのではないかと思う。
4. 資料
安全5-1 宇宙開発委員会 第4回安全部会での質疑に関する補足
安全5-2 H-UAロケット11号機による技術試験衛星[型(ETS-[)の打上げに係る安全対策について(案)
安全5-3 宇宙開発委員会 第4回安全部会 議事録(案)