第3回計画部会

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成18年7月27日(木) 10:00〜12:00  冒頭、今回の計画部会から各論に入る旨、青江部会長から宣言があり、配布資料の確認の後すぐに議論に入った。

 議題1は地球環境観測に関係する4団体からの説明が続いた後、活発な議論が行われた。
 資料3-1-1(東京大学を中心とした「研究機構」の活動)を小池特別委員が、資料3-1-2(NICTの活動)を熊谷博氏センター長が、資料3-1-3(RESTECの活動)を川崎雅弘専務理事が、資料3-1-4(JAXAの活動)を堀川理事が説明した。尚、資料3-1-5(考え方)は、計画部会報告の中身になる原稿であろうが、青江部会長の説明により審議対象から外され、内容の説明も行われなかった。

 議題2は災害監視に関係する3団体からの説明が続いた後、活発な議論が続いた。
 資料3-2-1(ALOS利用検討のための会議の活動)を事務局が、資料3-2-2(国土地理院の活動)を村上亮 総括研究官が、資料3-2-3(JAXAの活動)を堀川理事説明した。尚、資料3-2-4(考え方)は議題1と同様に説明はなく討議もされなかった。

 最後に事務局が資料3-3-1と3-3-2のあることを紹介して部会は終了した。
2. 場所 三菱ビル9階 964・965会議室
3. 議題
(1) 地球環境観測について
(2) 災害監視について
(3) その他
4. 資料
資料3-1-1 衛星による地球観測の発達と展望
資料3-1-2 地球観測分野の今後の取り組みについて
資料3-1-3 地球観測衛星データの利用の拡大と定着化について
資料3-1-4 JAXA における地球環境観測の取組について
資料3-1-5 地球環境観測プログラムの考え方(案)
資料3-2-1 防災のための地球観測衛星等の利用に関する検討について
資料3-2-2 衛星データによる防災支援-地図作成と地殻変動観測の立場から-
資料3-2-3 JAXAにおける災害監視の取組について
資料3-2-4 災害監視プログラムの考え方(案)  議題1の最後に川崎専務が「パワーユーザーは政府である。」との発言があったが、地球観測衛星の全てのプロジェクトはこの点を考えないことには議論が始まらないと思う。リモセンデータを利用して地上の出来事を掌握する技術は輸入できないので、自ら開発しなければならない。従って、国が費用を負担する。様々な利用形態を追求することも、国家安全保障のための利用に有効かもしれないので、費用の許す限り積極的に扱う。
 このような議論を封じたままで、何の議論が有益であろうか。今回の議論は、「総合科学技術会議」の決定を受けたと称する各省のプログラムの、追認儀式のように見える。
資料3-3-1 第2回計画部会における主な指摘について
資料3-3-2 第2回計画部会議事録(案)
参考資料3-1-1 分野別推進戦略(フロンティア分野)
参考資料3-1-2 我が国の地球観測における衛星開発計画及びデータ利用の進め方について
参考資料3-2-1 衛星利用ニーズの分析について