第7回計画部会

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成18年12月14日(木) 10:00〜12:10  計画部会の第7回目として、今回の議題は「成果の社会還元とイノベーションの創出」の1議題であった。

 まず、文科省の池原参事官が資料7-1-1(創出について)を丁寧に説明した。続いて一橋大学教授の米倉特別委員が資料7-1-2(常識なんてぶっ飛ばせ)を説明した。更に産総研の池上理事(元NTT取締役)が資料7-1-3(大学・独法機関の視点)を説明した。更に、JAXAの樋口理事が資料7-1-4(JAXAのイノベーション創出)を説明した。その後活発な討議が行われた。

 予定時間が過ぎた頃、青江部会長は討議を打ち切り、事務局がその他の資料と今後の予定を紹介して部会は終了した。
2. 場所 如水会館 松風の間
3. 議題
(1) 宇宙分野における成果の社会還元とイノベーションの創出について
(2) その他
4. 資料
資料7-1-1 宇宙分野における成果の社会還元とイノベーションの創出について
資料7-1-2 イノベーション:常識なんてぶっ飛ばせ
日本の宇宙開発は地球のため
 米倉、池上両氏のプレゼンは、一応資料に沿ってはいるものの、順番が変わっていたり、表記以上に細かい説明や具体例を加えたり、傍聴しなかった人に伝えることができない状況であった。また、池上氏のプレゼンが終了した時点で、1時間を越えており、樋口理事は本当に駆け足の説明を強いられてしまった。
 米倉、池上両氏のプレゼン中は「JAXAは情けない」と云う雰囲気に包まれていたが、討議の中で野本委員が最近のJAXAの変化を高く評価する発言があってから、雰囲気が変わった。JAXAの本業である「宇宙を利用するための技術開発」は「未知への挑戦」に満ちたものであり、それだけで「十分イノベーティブである」との発言が増えた。総理府が「イノベーション」を掲げたからといって、「過敏に反応することは無い。」と言ってくださる方が大分いらっしゃるように感じた。
資料7-1-3 Do lnnovation -大学・独法機関とその現場の者の視点
同床異夢から理解共有ヘ-
資料7-1-4 JAXAにおけるイノベーションの創出について
資料7-2-1 第6回計画部会の主な指摘について
資料7-2-2 第6回計画部会議事録(案)
(参考) 計画部会の今後の予定について