第2回推進部会

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成18年6月20日() 14:00〜16:00  議題2件はともに「開発研究」への移行の妥当性を判断するものである。

 議題1(GCOM-W)は地球環境変動観測ミッションの構成要素の一つで、マイクロは散乱計(AMSR2)と受動光学センサを搭載した衛星である。近紫外から熱赤外放射計を搭載するGCOM-Cの観測データと一緒に、気候変動モデル計算に供することで、地球温暖化予測の高精度化等の利用を目指す。JAXAの堀川理事が資料2-1-2を説明したあと、活発な質疑応答が行われた。また、この件は小委員会で更に詳細に検討することになった。

 議題2(ASTRO-G)は電波天文衛星で、1997年のスペースVLBIのための衛星「はるか」に続くもので、解像度と感度を約一桁向上させる。また、第25号科学衛星選定プロセスでの提案募集を経たものである。JAXA宇宙科学研究本部の斉藤宏文教授が資料2-2-2を説明したあと、質疑応答が行われた。
2. 場所 三田共用会議所 第3特別会議室
3. 議題
(1) 水循環変動観測衛星(GCOM-W)プロジェクトの事前評価について
(2) 第25号科学衛星(ASTRO-G)プロジェクトの事前評価について
(3) その他
4. 資料
推進2-1-1 水循環変動観測衛星(GCOM-W)プロジェクトの評価実施要領(案)
推進2-1-2 地球環境変動観測ミッション(GCOM)水循環変動観測衛星(GCOM-W)プロジェクトについて
推進2-2-1 第25号科学衛星(ASTRO-G)プロジェクトの評価実施要領(案)
推進2-2-2 第25号科学衛星(ASTRO-G)プロジェクトについて、(別添資料あり
推進2-3-1 宇宙開発委員会推進部会の今後の予定について
推進2-3-2 宇宙開発委員会 第1回推進部会 議事録(案)
参考資料2-1 宇宙開発に関する重要な研究開発の評価について
参考資料2-2 宇宙開発に関するプロジェクトの評価指針 詳細に:とは言え、6月22日に第1回小委員会を開催し、そこでの議論を基に作成する小委員会報告を7月4日の小委員会で承認するという素早さで行われる。
参考資料2-3 我が国の地球観測における衛星開発計画及びデータ利用の進め方
参考資料2-4 衛星の信頼性を向上するための今後の対策について