第3回推進部会

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成18年7月11日() 14:00〜17:30  議題が3件あり、14時から17時の3時間を予定していたが、30分延長しても明快な方向性が出せず、もやっとした終わり方になった。

 第1はGCOM-Wの「開発研究」フェーズへの移行を審議する事前評価で、JAXAの説明資料の変更点説明、小委員会での評価結果報告、部会としての評価報告(案)の説明のあと、さしたる議論もなく採決された。

 第2はASTRO-Gの「開発研究」フェーズへの移行を審議する事前評価で、JAXA宇宙科学研究本部の平林先生が研究目標(配布資料にはない)を説明し、事務局が評価票の集約結果を説明したあと、多少の議論の後に評価(案)が採決された。

 第3は準天頂高精度測位実験の「開発」フェーズへの移行を審議する事前評価で、今回は(その1)として「開発研究」と同程度の評価をし、JAXAの概算要求の後=秋に(その2)として「システム選定」「開発計画」「リスク管理」の評価を行う。事務局の評価実施要領の説明に続き、JAXAがプロジェクトの現状説明を行い、質疑応答に入った。各省庁の管轄の協会に対する責任体制の議論などで紛糾し、中途半端な終わり方になった。臨時の部会が開催されるかもしれない。
2. 場所 経済産業省別館10階 1028会議室
3. 議題
(1) 水循環変動観測衛星(GCOM-W)プロジェクトの事前評価について
(2) 第25号科学衛星(ASTRO-G)プロジェクトの事前評価について
(3) 準天頂高精度測位実験の事前評価について
(4) その他
4. 資料
推進3-1-1 地球環境変動観測ミッション(GCOM)水循環変動観測衛星(GCOM-W)プロジェクトについて【改定版】
推進3-1-2 水循環変動観測衛星(GCOM-W)プロジェクトの事前評価結果
推進3-1-3 水循環変動観測衛星(GCOM-W)プロジェクトの事前評価結果について(案)
推進3-2 第25号科学衛星(ASTRO-G)プロジェクトの事前評価結果(案)
推進3-3-1 準天頂高精度測位実験の評価実施要領(案)
推進3-3-2 準天頂高精度測位実験について
推進3-4 宇宙開発委員会 第2回推進部会 議事録(案)
参考資料3-1 第25号科学衛星(ASTRO-G)プロジェクトについて
参考資料3-2 我が国における衛星測位システムのあり方について 中間整理
参考資料3-3 宇宙開発に関するプロジェクトの評価指針
参考資料3-4 衛星の信頼性を向上するための今後の対策について