第5回推進部会

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成18年8月22日(火) 14:00〜15:45  議題はPLANET-Cの「開発」段階移行の可否を審査する1件だけであった。今回が評価の開始で、25日までに評価表を提出し、31日に評価結果を基に最終審議を行う予定である。

 先ず、資料5-1-1を文科省の瀬下補佐が説明した。いつもの通り、嵌め込まれる固有名詞だけが違う、型どおりの資料を順次部分的に読み上げる説明で、質疑応答は無かった。

 次に、資料5-1-2をJAXA宇宙科学研究本部の中村先生と石井先生が説明した。「開発研究」段階移行時(平成13年)と、中間(平成15年)に計画・評価部会(推進部会の旧名称)で審査を受けているが、その時から大きな変更があったのは以下の通りである。
・ 打上げ時期を2007年から2010年に遅らせた。
・ 打上げロケットをM-XからH-UAに変更した。
・ 金星到着までの経路を変更し、打上げロケット側の推進力に頼る部分を増やしたことで、衛星質量を軽減した。
・ 経路変更により、金星到着予定は2009年から2010年の一年遅れで済む。
 説明の後、活発な質疑応答が行われた。評価を行うのに必要な情報が不十分だと感じているような特別委員の発言もあったが、部会長から計画通りに進めることの発言があり、予定を15分超過して審議は終了した。
2. 場所 三田共用会議所 第3特別会議室
3. 議題
(1) 第24号科学衛星(PLANET-C)の事前評価について
(2) その他
4. 資料
推進5-1-1 第24号科学衛星(PLANET-C)プロジェクトの評価実施要領(案)
推進5-1-2 第24号科学衛星(PLANET-C)プロジェクトについて
推進5-2-1 宇宙開発委員会推進部会の今後の予定について
推進5-2-2 宇宙開発委員会 第4回推進部会 議事録(案)