第24回定例会議

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成18年7月5日(水) 14:00〜14:15
 冒頭井口委員長からディスカバリー打上げへの祝辞が述べられ、続いて、前任の井田久雄氏に交代した新任の板谷審議官の着任挨拶があった。
  以前には58年9月に開発係長で着任した。H-Uが研究開発から開発研究にフェーズアップする時期で、BSの2号機が打ち上げられ、軌道上でトランスポンダが動かないというトラブルのあった頃である。井口委員長は「井田審議官は昨年9月に着任し、10ヶ月ほど一緒に仕事をした。その間JAXA予算の低下に歯止めをかけ、地球観測やISSにおいて外国との交渉にも貢献していただいた。」と謝辞を送っていた。
  JAXAの河内山理事が資料24-1-1(H-UA#10)を説明したあと、短いやり取りがあり、続けて池原参事官が資料24-1-2(H-UA#10の安全部会での審議)を説明した。その後
異議も議論もないまま可決された。

宇宙開発の現状報告に対しても議事録に関しても何の議論も無かった。
2. 場所 文部科学省4階 宇宙開発委員会会議室
3. 議題
(1) H-UAロケット10号機の打上げについて
(2) その他
4. 資料
委24-1-1 H-UAロケット10号機打上げの準備状況について(報告)
委24-1-2 H-UAロケット10号機の打上げに係る安全の確保に関する調査審議について(案)
委24-2-1 宇宙開発の現状報告(平成18年6月27日〜平成18年7月4日) 井田久雄氏 経産省に戻ったものと思われるが、経産相・文科省の幹部名簿に見当たらない。
異議 打ち上げる衛星が情報収集衛星光学2号であることを理由に、非公開で審議される。そんな馬鹿なことをしていたら国際的に馬鹿にされる。軌道データ、衛星諸元(特に重量)などの数値を全て「秘」とか「極秘」と書くようにすれば、公開で審議できると考える。打上げの安全を確認するのであるから、いくつかのデータを隠されても審議が阻害されることはない。
委24-2-2 第23 回宇宙開発委員会議事要旨(案)