第6回安全部会

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成19年5月25日(金)10:00〜12:00 【議題1】 冒頭、池上部会長が、「本日の安全部会は、悪意を持って妨害する者があることを考え、射場設備に関する機微な情報を含む部分を非公開とする。」旨の宣言があった。続いて、文科省の瀬下補佐が資料6-1-1(調査審議について)を説明したが、質問は無かった。
 次に、JAXAの滝澤、佐々木両氏が資料6-1-2(SELENE概要)を丁寧に説明した。審議の対象でないこともあり、質問は無かった。更に、JAXAの西田氏が資料6-1-3(打上げサービス実施体制)を説明し、続けて文科省の瀬下補佐が資料6-1-4(打上げ安全・国際責任)を説明した後、一言だけ質問があった。
 更に、JAXAの西田氏による資料6-1-5(追跡管理計画書)の変更点に限った端折った説明と、MHIの奈良氏による資料6-1-6(準備状況)の説明の後、短い質疑応答があった。
 最後に、JAXAの高塚 室長が資料6-1-7(評価基準と安全計画の比較)を、JAXAの成尾 主任開発員が資料6-1-9(地上安全F11との相違点)を、JAXAの川畑 技術領域リーダが資料6-1-11(飛行安全・F11との相違点)を、続けて説明した後、質疑応答が続いた。
 この時点で予定時間の12時に近付き、部会長があわただしく非公開審議への移行を宣言した。

【議題2】 資料6-2に示された、次回予定(6月4日)のことは、部会長が非公開宣言と一緒に纏めて発言があった。
2. 場所 三田共用会議所第2特別会議室
3. 議題
(1) H-UAロケット13号機の打上げに係る安全評価について
(2) その他
4. 資料
安全6-1-1 H-UAロケット13号機の打上げに係る安全の確保に関する調査審議について定例会議資料17-1-4と同じ
安全6-1-2 SELENE概要について定例会議資料17-1-3に補足説明資料を付加したもの
安全6-1-3 H-UAロケット打上げサービスにおける打上げ実施体制について(定例会議資料17-1-2と同じ
安全6-1-4 ロケットによる人工衛星等の打上げの安全確保についての我が国の国際的責任と宇宙開発委員会の位置付け
安全6-1-5 平成19年度夏期 ロケット打上げ及び追跡管制計画書(案)定例会議資料17-1-1と同じ
安全6-1-6 H-UAロケット13号機の準備状況
安全6-1-7 「ロケットによる人工衛星等の打上げに係る安全評価基準」とH-UAロケット13号機の地上安全計画・飛行安全計画との比較  非公開審議に移行したとき、退室した者はMELCO関根、IA松沢、小職の3人だけであった。安全部会はニュース価値が無いのか、プレス関係の出席が皆無であったと云うことになる。または、非公開の部分があることを知っているので傍聴しなかったことも考えられる。

 それにしても、安全部会で審議する内容が十分に明確になっているのか、疑問に感じる。推進部会にも共通するが、JAXAや受託会社の技術者が、長時間かけて検討してきたことを、短時間で全て審議することは不可能である。変化のあった部分について評価し、過去や外国の事例を参考にして不安材料を抽出し、その対応策が適正であることを確認する位の時間しか無いのではないか。其れが、「評価基準」で明確に示されているのであろうか。時間を見つけて調査したいと思っている。
安全6-1-8 H-UAロケット13号機の打上げに係る地上安全計画
安全6-1-9 地上安全計画のH-UA・F13とH-UA・F11との主要な相違点
安全6-1-10 H-UAロケット13号機の打上げに係る飛行安全計画
安全6-1-11 飛行安全計画のH-UA・F13とH-UA・F11との主要な相違点
安全6-2 宇宙開発委員会安全部会の今後の予定について
参考資料6-1 ロケットによる人工衛星等の打上げに係る安全評価基準
※下線の別添資料は非公開資料(非公開資料については審議終了後回収)