第7回安全部会 |
【議事次第】 | 【要旨】 | |||
1. | 日時 平成19年6月4日(月) 10:00〜11:50 | 【議題1】 JAXAの佐藤室長と江口リーダが資料7-1-1(部会での指摘)を説明し、続けてJAXAの成尾主任開発員が資料7-1-2(地上安全)を、JAXAの川畑リーダが資料7-1-3(飛行安全)を説明した後、30分ほど質疑応答があった。 民間移転に関する質問が多く、例えば、延期の場合の費用はどちらが負担するのかと云うものがあった。今回はJAXAがリスク対応費を準備しているとのことであるが、商業衛星の打ち上げでもJAXAがリスク対応費を準備するのかについては議論されなかった。JAXAとMHIの役割、責任などの境目が、いまだ十分に整理されていない感じがしたが、特別委員各位も、どこまで切り込んで良いのか戸惑っているようである。 【議題2】 文科省の瀬下参事官補佐が資料7-2(報告書案)を説明した後、再び活発な質疑応答があった。 下平特別委員が、安全に関する質問ではないと断った上で、「何故、民間に移転する13号機で初めて極低温試験をやめるのか。」と質問したが、明快な回答が得られなかった点が興味深かった。民間移転による効果として、コスト低減の実績を出す必要があり、極低温試験の廃止を見つけたのではないかと推定するのは考え過ぎであろうか。機が熟して民間移転するのではない一面があり、しかもコスト低減を実績で示せと命じられているのだとすれば、かなりきつい話である。また、ヒヤリ・ハットの実績報告に対し、件数が少なすぎると感じるとの指摘に対しても、明快な解答にならなかった。「報告が上がりきらない、何かおかしな実態がある。」と特別委員各位は感じられていたことであろう。 【議題3】 当面、安全部会の予定の無いことが示され、会議が終了した。 |
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2. | 場所 三田共用会議所第2特別会議室 | |||
3. | 議題 | |||
(1) | H-UAロケット13号機の打上げに係る安全評価について | |||
(2) | H-UAロケット13号機の打上げに係る安全対策について | |||
(3) | その他 | |||
4. | 資料 | |||
安全7-1-1 | 安全部会での指摘に関する対応 | |||
安全7-1-2 | H-UAロケット13号機の打上げに係る地上安全計画(安全6-1-8からの変更箇所) | |||
安全7-1-3 | H-UAロケット13号機の打上げに係る飛行安全計画(安全6-1-10からの変更箇所) | |||
安全7-2 | H-UAロケット13号機による月周回衛星(SELENE)の打上げに係る安全対策について(案) |