第8回安全部会

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成19年11月29日(木)14:00〜15:45 【議題1】 冒頭、池上部会長が後半に非公開の審議を行なう旨の説明があり、その後資料の説明毎に質疑が行なわれた。(今回から採用されるLE-5BとSRB-Aの技術情報を非公開で説明するのかと思ったら、危険物や火薬類などの貯蔵場所を非公開にするのだそうである。)

【議題1-1】 文科省の片岡参事官が資料8-1-1(安全の審議)の説明を行なった。質問は無かった。

【議題1-2】 JAXAのプログラム推進室計画マネージャの波戸(?)氏が資料8-1-2(追跡管制計画書)を13号機と違う部分を拾い出しながら説明した。質問は無かった。

【議題1-3】 MHIの奈良氏が資料8-1-3(安全部会での指摘)を説明した後、かなり長い質疑応答があった。(「指摘」との表題であるが、実際はフェアリングの回収についての報告であった。打上げ直後に回収には失敗し、暫く後に洋上に浮遊していた部位2個を回収した。)

【議題1-4】 MHIの奈良氏が資料8-1-4(準備状況)を説明した後、余り意味の無い質疑応答があった。

【議題1-5】 JAXAのミッション保証室の佐藤室長が資料8-1-5(飛行・地上安全の従来号機との比較)を説明し、続いてミッション保証室の川畑技術領域リーダが資料8-1-7(飛行安全計画)と資料8-1-8(同#13#14の比較)を説明し、更にミッション保証室輸送安全課の成尾主任開発部員が資料8-1-9を参照しながら資料8-1-10を説明した。其の後、打上げ安全評価室の高塚室長が資料8-1-6(「安全基準」と#14の比較)を説明し、質疑応答が始まった。未だ質問したい様子であったが、非公開審議の都合で打ち切られるように終わった。

【議題2】 文科省の瀬下参事官補佐が資料8-2(今後の予定)を説明した後、非公開審議が始まった。
2. 場所 三田共用会議所 D・E会議室
3. 議題
(1) H-UAロケット14号機の打上げに係る安全評価について
(2) その他
4. 資料
安全8-1-1 H-UAロケット14号機の打上げに係る安全の確保に関する調査審議について(委39-2-3と同じ)
安全8-1-2 平成19年度秋冬期 ロケット打上げ及び追跡管制計画書(案)(委39-2-1と同じ)
安全8-1-3 安全部会での指摘に関する対応
安全8-1-4 H-UAロケット14号機の準備状況
安全8-1-5 H-UAロケット14号機の飛行安全計画、地上安全計画の従来号機との類似点/相違点について
安全8-1-6 「ロケットによる人工衛星等の打上げに係る安全評価基準」とH-UAロケット14号機の地上安全計画・飛行安全計画との比較
安全8-1-7 H-UAロケット14号機の打上げに係る飛行安全計画
安全8-1-8 飛行安全計画のH-UA・F14とH-UA・F13との主要な相違点
安全8-1-9 H-UAロケット14号機の打上げに係る地上安全計画
安全8-1-10 地上安全計画のH-UA・F14とH-UA・F13との主要な相違点
安全8-2 宇宙開発委員会安全部会の今後の予定について
参考資料8-1 ロケットによる人工衛星等の打上げに係る安全評価基準
※下線の別添資料は非公開資料(非公開資料については審議終了後回収)
5.その他
議題(1)の一部については、ロケット打上げに係る施設・設備等に機微な情報が含まれるため、「宇宙開発委員会の運営等について」第13条ただし書きに基づき、非公開審議とする。