計画部会 第1回月探査WG |
【議事次第】 | 【要旨】 | |||
1. | 日時 | 平成19年9月6日(木) 10:00〜12:15 | 冒頭、青江部会長が月探査ワーキンググループを編成した経緯を説明し、議事に入った。(JAXAの中期計画の基となる「長期的計画」を計画部会で詰めており、ほぼ、最終段階まで進んでいる。宇宙探査に関するWG検討を1月にやったが、総論だけをまとめ、各論はもう少しゆっくり検討することにしていた。しかし、月探査については国際的な取組で、各国の進展もあり、JAXAの検討にも進展があったので、この部分を取り上げて再度審議し、その結論を「長期的計画」に嵌め込む予定である。 【議題1】 JAXAの川口教授が、資料1-1-1(JAXAの構想)を30分程で説明した後、活発な質疑応答が11時20分程度まで続いた。(中西特別委員が、宇宙の計画全体の中での「月探査」の位置付けと、予算の概要が解らないと議論が出来ないと問題提起したが、今の段階で予算額を出すことは出来ないと断わられ、立ち消えてしまった。宇宙予算総額でNASAより遙に少ないことは明白であり、同比率でやるのか、厚く当ててNASAとの格差を狭めるのか、漠然とした回答を引き出す必要があったと思い、残念である。) 【議題2】 JAXAの川口教授が資料1-1-2(国際探査協働グループで纏めた資料の邦訳)と資料1-1-3(国際動向)に何が示されているのかを紹介し、1-2(我が国の実績)を説明した。その後質疑応答を呼びかけたが、質問が出なかった。 鶴田主査は、改めて要請し、JAXAの川口教授が資料1-1-3(国際動向)を説明した後、多少の質疑応答があった。 議論の焦点が定まらなくなり、時間も来たので、次回以降の予定を確認して議事を終了した。(第2回;9月18日(火)、第3回;10月1日(月)、第4回10月中下旬(報告書案の審議)の予定である。ジャーナリズムの水谷、山根委員は、「行け行け、ドンドン」の傾向の発言をし、宇宙科学に暮らすらしい観山、土屋委員は、科学観測全体の調和が崩れることを心配しているように見受けられた。 |
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2. | 場所 | 東海大学校友会館 望星の間 | ||
3. | 議題 | |||
(1) | 宇宙探査の意義・目的と月探査の位置付けについて | |||
(2) | 宇宙探査に関する我が国の取り組みについて | |||
(3) | その他 | |||
4. | 資料 | |||
番号無 | 月探査ワーキンググループ構成員 | |||
資料1-1-1 | 宇宙探査の意義・目的の整理とJAXAの宇宙探査構想について | |||
資料1-1-2 | グローバル探査戦略(フレームワーク文書) | |||
資料1-1-3 | 宇宙探査の国際動向 | |||
資料1-2 | 我が国の探査の実績 | |||
資料1-3 | 月・惑星探査に関する意識調査結果(アンケート結果) | |||
資料1-4 | 月探査ワーキンググループの進め方(案) | |||
参考資料1 | 月探査ワーキンググループの設置について(計画12-2-1と同じ) | |||
参考資料2 | 宇宙探査に関する政策文書(資料1-4に併記) |