計画部会 第2回月探査WG |
【議事次第】 | 【要旨】 | |||
1. | 日時 | 平成19年9月18日(火) 14:00〜16:00 | 冒頭、先週打上げたSELENEの現状について報告が求められ、井上理事が報告した後に少々質疑が繰り返され、傍聴に来ていたJAXAの加藤先生も加わった。(SELENEは順調に進んでおり、月周回軌道への投入を10/4に予定して居る。更にその後、子衛星の分離等を予定している。月の画像が入手できるのは11月になってからの予定である。) 【議題1-1】 慶應大学の青木教授が、資料2-1(月のガバナンス)を20分程で説明した後、活発な質疑応答が15時程度まで続いた。(宇宙条約に99カ国が加盟しているのに対し、月協定には13カ国しか加盟しておらず、宇宙活動を実施する国は加盟していない。此れは、月とその資源は「人類共同の財産」とした条項が加わったことが大きな要因である。自由な経済活動に対して、大きな制約になっている。)(宇宙条約と月協定が存在する中で、これからの月探査にどんな制約があるのか真剣に心配した議論が行われたことは結構であるが、法律議論ばかりでなく、政治議論も必要であることにも気付いて欲しい。) 【議題1-2】 文科省の坂口参事官付が資料2-2-1(宇宙探査の各国動向)を説明し、続けてJAXAの川口教授が資料2-2-2(宇宙探査の国際動向)を説明した。その後質疑応答が定刻まで続けられた。(各国の動向を知る目的は何か、委員各位の捉え方がまちまちではないのだろうか。「予算の天井を考え、活動を押さえたいが、諸外国との乖離が大きくならないようにするため。」と考えている方がどれだけ居るのだろうか。「諸外国が熱の入った取組み計画を発表していることを多くの国民に知らしめれば、宇宙の予算を大幅に上げるのに役立つ。此れは、絶好のチャンスである。」と考える委員が居るように感じる。そうは簡単に行かず、むしろ、探査に科学観測が食われることを心配しなければならないであろう。) 【議題2】 次回は10月1日ではなく、10月5日13:00〜15:00、三田共用会議所で開催されることに変更された。 |
|
2. | 場所 | 三菱ビル9F 964・965会議室(科学技術政策研究所会議室) | ||
3. | 議題 | |||
(1) | 宇宙探査に関わる国際情勢、法的枠組み国際動向について | |||
(1-1) | 月協定の経緯と現状 | |||
(1-2) | 国際探査戦略(GES)と各国宇宙探査計画 | |||
(2) | その他 | |||
4. | 資料 | |||
資料2-1 | 月のガバナンス・現状と展望 | |||
資料2-2-1 | 宇宙探査の各国動向予測 | |||
資料2-2-2 | 宇宙探査の国際動向(2) | |||
資料2-3 | 月探査ワーキンググループの進め方(資料1-4の微修正) | |||
参考資料1 | 月協定(日本語訳) | |||
参考資料2 | 宇宙探査の国際協力と各国の動向 | |||
参考資料3 | 宇宙探査に関する政策文書(第1回WGの参考資料2の再配布) | |||
参考資料4 | かぐや観測ミッション(添付省略) |