第 6 回推進部会

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成19年8月7日(火)9:30〜12:00 【議題1】 JAXAの中川プロマネが、資料6-1-1(GCOM-W1質問と回答)を説明した後、かなり活発な質疑応答が行なわれた。続いて、事務局の瀬下補佐が、資料6-1-3を丁寧に説明し、その後多少の質疑応答があった。その結果、一部文章の改訂を行うが、GCOM-W1の審議結果が承認された。降水量の-100%超という精度に、未だ納得が行かないらしく、質疑応答が続いた。また、青江部会長が、部品の国産化についてJAXAの方針を聞いたことをきっかけに、質疑応答が続いた。しかし、此れは計画部会で議論することではないだろうか。

【議題2】 JAXAの小嶋プロマネが資料6-2-1(GPM/DPR質問と回答)を説明した後、事務局の瀬下補佐が資料6-2-3(GPM/DPR質問と回答)を説明し、その後、短い質疑応答が行われた。
 評価表は既に特別委員に配布されており、8月13日までに事務局に評価結果を提出する。その後事務局が集約して、8月27日の推進部会で最終的な審議が行われる。事務局が回答したのは、評価対象についてであり、GPR副衛星の活動と連携した成果を評価対象にはしないというものであった。納得のできる正当な理由ではなかったが、多少のやり取りがあって認められてしまった。また、TRMMの後継であるGPMがTRMMの実寿命より遙に短い「設計寿命」であることについても、多少の質疑応答があった。

【議題3】 事務局の網野参事官付が資料6-3-1(次期固体・評価要領)を説明した後、質問は無く、JAXA井元(森田プロマネの代理)技術領域リーダが資料6-3-2(次期固体プロジェクト)を説明した後、活発な質疑応答があった。
 評価表はこれから各特別委員に送付するが、此れも8月13日提出、8月27日審議が行われる。
コストダウンには機数が多い方が良い、機体の種類(大中小)が多ければ打上機会が減る、この辺りに根本的な疑問を有するようで、様々な切り口での質問が続いた。しかし、此れも計画部会で議論すべき話であり、しかも、特別委員からJAXAに投げかけるような質問では無いだろう。
2. 場所 東海大学校友会館 三保の間
3. 議題
(1) 第一期水循環変動観測衛星(GCOM-W1)プロジェクトの事前評価について
(2) 全球降水観測/二周波降水レーダ(GPM/DPR)プロジェクトの事前評価について
(3) 次期固体ロケットプロジェクトの事前評価について
(4) その他
4. 資料
推進6-1-1 第一期水循環変動観測衛星(GCOM-W1)プロジェクトの事前評価質問に対する回答(その2)
推進6-1-2 第一期水循環変動観測衛星(GCOM-W1)プロジェクトについて(改定版)
推進6-1-3 第一期水循環変動観測衛星(GCOM-W1)プロジェクトの事前評価結果(案)
推進6-2-1 全球降水観測/二周波降水レーダ(GPM/DPR)プロジェクトの事前評価質問に対する回答(JAXA)
推進6-2-2 全球降水観測/二周波降水レーダ(GPM/DPR)プロジェクトについて(改定版)
推進6-2-3 全球降水観測/二周波降水レーダ(GPM/DPR)プロジェクトの事前評価質問に対する回答(SAC事務局)
推進6-3-1 次期固体ロケットプロジェクトの評価実施要領(案)
推進6-3-2 次期固体ロケットプロジェクトについて
推進6-4 第5回推進部会議事録(案)
参考資料6-1 全球降水観測/二周波降水レーダ(GPM/DPR)プロジェクトの評価実施要領(推進5-2-1と同じ)