第1回定例会議

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成19年1月10日(水) 14:00〜14:40  井口委員長が1月5日付で退任し、松尾委員が1月6日付で委員長に就任した。また、NTT出身の池上徹彦さんが委員に就任し、野本陽代委員が再任された。松尾委員長が池上委員の経歴を紹介した後、池上委員と野本委員の挨拶があった。

 委員の交代に伴い、各部会の担当が変更になった。松尾委員長が資料1-1を使って、「松尾委員であったところに池上委員が入り、安全部会の委員は野本委員から森尾委員に変更された。」ことを説明した。

 JAXAの堀川理事が資料1-2を説明した後、活発な質疑応答があった。クリティカルフェーズを無事完了し、これから4月中旬に掛け「初期機能確認」を行い、その後、基本実験を行う予定になっている。

 JAXAの井上理事が冒頭の説明をした後、中島先生が資料1-3を説明した。当初計画から10年遅れ、遅れの原因であったペネトレータの開発目処が立ち、保管してあった母船の傷みが目立つ現状を説明し、4つの開発計画見直し案を提示した。推進部会で審議されることになり、質問は出なかった。

 宇宙開発の現状報告に対し、松尾委員長の質問に応え、野本委員がインドの月探査計画は大分遅れるだろうとの推測が大方であるとの発言があった。前回の議事録は異議なく承認された。


 森口局長が人事異動になると云うことで、挨拶を行った。「任期中失敗がなかったのは幸運であった。」との発言に、「その幸運は置いていって頂きたい。」との冗談が返っていた。
2. 場所 文部科学省4階 宇宙開発委員会会議室
3. 議題
(1) 宇宙開発委員会委員の担当部会について
(2) 技術試験衛星[型「きく8号」の運用状況について
(3) 第17号科学衛星(LUNAR-A)プロジェクトの状況について
(4) その他
4. 資料
委1-1 宇宙開発委員会委員の担当部会について(案)
委1-2 技術試験衛星[型「きく8号」の運用状況について
委1-3 第17号科学衛星(LUNAR-A)プロジェクトの状況について
委1-4-1 宇宙開発の現状報告(平成18年12月25日〜平成19年1月9日)
委1-4-2 第46回宇宙開発委員会議事要旨(案)