第2回定例会議

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成19年1月17日(水) 14:00〜14:50  森口局長の後任として審議官として出席されていた藤田明博局長が就任され、人事を担当されていた倉持隆雄氏が大臣官房政策評価審議官に就任された。両氏の就任挨拶が議事に先立って行われた。

 JAXAの小林主幹開発員が資料2-1(蛋白結晶生成)を説明した後、活発な質疑応答があった。JEMの建設までの間、3回にわたって実験を行い、JEMでの結晶生成ビジネスの立ち上げをスムーズにしようという企画である。

 JAXAの川口先生が資料2-2を説明した。NASAが提唱する国際探査戦略について、シンポジウムが開催されたので出席し、その概要を説明するものであった。前回までと大きく違ったことは、プログラム オブ プログラムからシングルプログラムへの転換が示唆されたことで、NASAは国際協力が得られなくても月探査を実行するという意志が表明されたことである。日本は独自の独立したプログラムで参加・貢献を考えていたので、大きな変化になると云うことで、活発な質疑応答が続いた。

 宇宙開発の現状報告に対する質問は無く、前回の議事録は異議なく承認された。
2. 場所 文部科学省4階 宇宙開発委員会会議室
3. 議題
(1) ロシアサービスモジュールを利用した蛋白質結晶生成実験の実施について
(2) 月探査戦略に関する国際動向
(3) その他
4. 資料
委2-1 ロシアサービスモジュールを利用したタンパク質結晶生成実験の第1回目の実施について
委2-2 月探査戦略に関する国際動向
委2-3-1 宇宙開発の現状報告(平成19年1月10日〜平成19年1月16日)
委2-3-2 第1回宇宙開発委員会議事要旨(案)