第20回定例会議

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成19年6月13日(水) 14:00〜14:30 【議題1】 JAXAの河内山理事が資料20-1-1(打上・追跡管制計画書)の改訂部分を説明し、MHIの前村オフィス長が資料20-1-2(準備状況)を説明した後、質問はなかった。(安全部会で審議を受けたときには(案)として説明したが、打上日(8月16日、9時30分48秒)が決まり、MHIの役割を打上の執行、JAXAの役割を安全管理と表記を統一し、人事異動に対応した体制の変更を行なった。)

【議題2】 JAXAの川口ディレクタが資料20-2(宇宙探査WS)を説明した後、活発な質疑応答があった。(青江委員が、ESAの動き(国際協力・協働を進めるために、ESAが事務局を設置する案(ワーキンググループ)を提案した。)に関してかなり細かく質問を繰り返した。ワークショップ形式で、議論の場を提供するのか、恒久的な事務局を設置するのか、どちらの手順を取るかが気掛かりのようであった。ところが、「国際ワークショップで起こったことを説明しろ」という質問を繰り返し、質問の主旨、青江委員の憂慮していることが明示されないので、川口先生の回答は、「確約しなかった」ことを繰り返すだけであった。此れは、技術者や科学者が観察してきたことを聞いても、埒が明かない問題ではないか。極めて政治的な問題で、外交交渉に長けた人間の観察を要することではないかと思った。)

【議題3】 宇宙開発の現状報告に質問は無く、前回の議事録は異議なく承認された。
2. 場所 文部科学省4階 宇宙開発委員会会議室
3. 議題
(1) H-UAロケット13号機の打上げについて
(2) 宇宙探査に係る国際ワークショップの報告
(3) その他
4. 資料
委20-1-1 平成19年度夏期ロケット打上げ及び追跡管制計画書 月周回衛星(SELENE)/H-UAロケット13号機(H-UA・F13)
委20-1-2 H-UAロケット13号機の準備状況について
委20-2 宇宙探査に係る国際ワークショップの報告
委20-3-1 宇宙開発の現状報告(平成19年6月6日〜平成19年6月12日)
委20-3-2 第19回宇宙開発委員会議事要旨(案)