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日時 |
平成19年6月27日(水) 14:00〜14:30 |
【議題1】 JAXAの柳川部長が資料22-1(宇宙食認証)を説明した後、活発な質疑応答があった。(2008年の若田飛行士のISS長期滞在をターゲットに、宇宙日本食の認証を行なった。常温(22℃±2℃)9ヶ月の保存、ISS搭載基準の素材(容器を含む)の使用、無重力で扱える粘性、などが特徴である。食品メーカ12社が参加し、申請33食品中29食品が合格した。「宇宙日本食認証書」が発行され、「宇宙日本食ロゴマーク」を使用できる。今後も年3〜4回の審査機会を設け、宇宙日本食メニューの拡大を目指す計画である。)(青江委員から、「将来期待される地上への応用」で述べた、「@地上への食生活への貢献(常温保存技術)」を捉え、常温保存の技術ブレークスルーは何かとの質問があり、回答に不満足らしく、繰り返し質問されていた。極論すれば、「宇宙で開発された技術が地上の生活に波及しなければ、宇宙をやっている意味が無い。」と考えていらっしゃるようである。「そうあれば嬉しい」ことは誰もが反対しないが、余りに性急に要求しているように感じる。)
【議題2】 宇宙開発の現状報告に質問は無く、前回の議事録は異議なく承認された。 |