第23回定例会議

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成19年7月11日(水) 14:00〜15:10 冒頭、文科省の人事異動紹介があった。大臣官房政策評価審議官に藤島信夫氏(1987年研究開発局宇宙開発課長補佐、10年位前に宇宙開発事業団ロサンゼルス事務所長、3年位前に開発企画課長)が、大臣官房審議官に青山伸氏(平成3年に宇宙輸送研究調整官)が、宇宙開発利用課長に中川健朗氏(前内閣府参事官)が、それぞれ着任した。

【議題1】 文科省の千原室長が資料23-1(シンポジウム開催結果)を説明し、中間で、宇宙利用推進室の亀井氏が其処で行なったデモの一部を紹介し、その後、活発な質疑応答があった。(地球観測データの活用に関する試みの一つで、教材としての活用を試みている。「New Education Expo 2007」との併催イベントとして実施し、東京会場で110名、大阪会場で70名の参加を得た。)(青江委員から、亀井氏の模擬授業が、十分活用されていないことを指摘する強い要請があった。

【議題2】 JAXAの村上教授が資料23−2(「あかり」の現状)を説明した後、活発な質疑応答があった。前回(昨年11月)全天観測(第1回)を報告したが、観測を一年続けた結果全天の90%を2回観測できた。此れは、計画立案時に、フルサクセスとして部会に説明したものである。また、冷却用ヘリウムの消費が期待以上に少なく、本年9月まで波長160μの観測が続けられる見込みである。その後は、冷凍機のみの冷却で、波長2〜5μの観測を継続する予定である。)(青江委員から、エンジニアリングの部分でのフルサクセス達成は良いが、科学の観点での評価をどのように行えばいいのかとの質問があった。気持ちを引き締めるための「鞭を入れる」役割をしてくださるのは良いが、上手くいっている報告をすると、必ず其の先の課題を提起する。成果の追求が性急に過ぎるのではなかろうか。

【議題3】 宇宙開発の現状報告に質問は無く、前回の議事録は異議なく承認された。
2. 場所 文部科学省4階 宇宙開発委員会会議室
3. 議題
(1) 宇宙教育シンポジウムの開催結果について
(2) 「あかり」の現状について
(3) その他
4. 資料
委23-1
MEXT資料
宇宙教育シンポジウム 〜子どもの好奇心をかきたてろ〜 開催結果について
委23-2 「あかり」の現状について
委23-3-1 宇宙開発の現状報告(平成19年6月27日〜平成19年7月10日)
委23-3-2 第22回宇宙開発委員会議事要旨(案)