第36回定例会議

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 10月31日(水) 14:00〜15:05 【議題1】 JAXAの吉川部長が資料36-1(オープンラボ)を説明した後、活発な質疑応答があった。(オープンラボ4年目の今年の第2回目の募集で、9件の提案の内3件を採用した。@民生GPS技術を活かし、安価な宇宙用GPS受信機を試作する。Aメーカーが保有する水晶振動子の技術で衛星搭載用の短期温度安定度、小型低消費電力、ロバスト性を有するものを試作する。B高度1,000m以下を飛行する小型無人機でリモートセンシングを行なうべく、要素技術等を開発する。尚、従来のような3年間の採用ではなく、毎年進捗状況を報告させ、継続の可否を審査する。)(応募が増加傾向にあるのかという質問に、交代したばかりの吉川部長は上手く答えられなかった。また、3件目の提案は、宇宙の技術を利用するのでも、宇宙で使う為の技術を開発するのでもなく、航空機の長時間継続飛行の技術を開発するように見える。「宇宙オープンラボ」の名称ではあるが、旧NALの技術者も居るので、航空機をどの様に扱うのか、JAXA内で良く相談するようにとの要求が有った。)

【議題2】 衛星設計コンテスト実行委員会の林会長が資料36‐2(コンテスト結果)を説明した後、活発な質疑応答があった。(衛星設計コンテストは、設計の部、アイデアの部、ジュニアの部からなる。今年は設計の部で3件の応募があったが、JAXAの小型衛星の製作と並行して進められなくなった2団体が出場を辞退し、審査対象が1件だけになったが、設計大賞に値すると判断した。)(JAXAとの関係について、もっと連携するようにとの要請があったが、どうも其れほど単純な話では無い様に感じた。)

【議題3】 宇宙開発の現状報告に質問はなく、前回議事録についての言及はなかった。
2. 場所 文部科学省4階 宇宙開発委員会会議室
3. 議題
(1) 平成19年度第2回「宇宙オープンラボ」の選定結果について
(2) 第15回衛星設計コンテスト結果報告について
(3) その他
4. 資料
委36-1 平成19年度第2回「宇宙オープンラボ」の選定結果について
委36-2 第15回衛星設計コンテスト結果報告について
委36-3-1 宇宙開発の現状報告(平成19年10月24日〜平成19年10月30日)
委36-3-2 第35回宇宙開発委員会議事要旨(案)