第42回定例会議

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 12月19日(水) 14:00〜14:45 【議題1】 アラスカ大学の福田教授が資料42-1(森林火災)を説明した後、20分程の質疑応答があった。(主に赤外線地球観測衛星のデータを使い、森林火災を発見すると共に、其の広がり方を分析して有効な消火活動に役立てる。森林火災(Wild Fire)は木が燃える火事との一般認識であるが、其れより地面堆積有機物や泥炭が燃えることが重大な点である。此れによって、木によるCO2の吸収量を越えるCO2発生があるとの試算もある。)(青江委員から文科省に、大変良い話だから、林野庁や環境庁に働きかけるようにとの注文があり、片岡参事官は「森林破壊に関する協議の場があるので、そこに持ち出したい。」と答え、青山審議官は「出来る手段を活用して、」と前向きに答えていた。福田教授が回答の中で、アフリカにも適用する構想に対し、ヨーロッパの人達は「自分たちの壊したアフリカなので、自分達がやりたい。日本には相談に乗って貰うが余計な手出しは要らない。」と云う様な事を言っていたと答えていたが、此れは高度な国際政治の問題であるという観点を持って取り組むべき課題であろう。善良な科学者、技術者の「良いものは良い」と云う感覚に任せておいて良いのだろうか。)

【議題2】 宇宙開発の現状報告に質問はなく、前回議事録についての言及はなかった。
2. 場所 文部科学省4階 宇宙開発委員会会議室
3. 議題
(1) 衛星による森林火災の検知・抑制について
(2) その他
4. 資料
委42-1 衛星による森林火災の検知・抑制について
委42-2-1 宇宙開発の現状報告(平成19年12月12日〜平成19年12月18日)
委42-2-2 第41回宇宙開発委員会議事要旨(案)