第6回定例会議

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成19年2月14日(水) 10:00〜10:20  文科省の坂口国際協力企画官が資料6-1(NASAの2008年度予算)を説明したあと、多少の質疑応答があった。
 前年度は30%の大幅増であったが、今回は3.1%増になった。個別の推移で特筆すべきは、宇宙科学予算は横ばい、探査システムは5.5%の減、ISSは27%の増であった。ただし、材料研究のラックやグローブボックスの開発予算が、探査システム予算からISS予算の枠に移されている。探査技術の11%増は、TDRSS2機の新規調達による増額と説明されている。

 JAXAの柳川有人宇宙技術部長が資料6-2(「きぼう」組立て長期滞在宇宙飛行士)を説明したあと、短いやり取りがあった。
 この長期滞在は、第3便の船外プラットフォーム打上げ前に、JEMRMSの点検などの準備を整え、到着とともに組立作業を行うことが目的で、3ヶ月間の滞在を計画している。若田飛行士がプライムに決定し、野口飛行士がバックアップに決定した。

 宇宙開発の現状報告に対して重要な質問は無く、前回の議事録は異議なく承認された。

2. 場所 文部科学省4階 宇宙開発委員会会議室
3. 議題
(1) 米国航空宇宙局(NASA)の2008会計年度予算案の概要について
(2) 「きぼう」組立のための長期滞在宇宙飛行士の決定について(議題1と一緒に記載
(3) その他
4. 資料
委6-1 米国航空宇宙局(NASA)の2008会計年度予算案の概要について
委6-2 「きぼう」組立のための長期滞在宇宙飛行士の決定について(報告)
委6-3-1 宇宙開発の現状報告(平成19年2月7日〜平成19年2月13日)
委6-3-2 第5回宇宙開発委員会議事要旨(案)