第6回GXロケット評価小委員会

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成20年5月15日(木) 14:00〜16:00 【議題1】 冒頭、池上主査が10分近く掛けて、参考資料6-3(評価について)に関する話をした後、JAXAの今野プロマネが資料6-1(検討状況)を25分程で説明し、更に、今野プロマネに促されGALEXの近田社長が米国調査に関してJAXAへの謝辞を述べた。その御、1時間半に亘る長い質疑応答に入った。
 米国打上げの場合の打上げ実施者はJAXA、GALEX、ULAの3ケースが考えられるが、ULAが実施者になるのが最有力である。また、ケースA「米国打上げ/アトラス用の部品等を活用」、ケースB「米国打上げ・GX開発部品等を活用」、ケースC「種子島打上げ/アトラスX」、ケースD「種子島打上げ/アトラスX改修」の4ケースで、打上げ能力、開発コスト、開発スケジュールの検討を行った。
 多くの委員にとって、商業打上げを行う段階になった時のGXの値段(=コスト競争力)に関する興味が極めて強く、知りたいと云う意見から、H-UAより高くなりそうだと危惧する声や、全く新たに中型ロケットを開発する場合の開発費を見積もって比較せよと云う発言まであった。「ペイロードの単位質量あたりの価格はH-UAより高いが、1機当たりの価格はH-UAより低く設定出来ると確信している。」と云った様なGALEXの宣言が必要な状況になっている様である。

 最後に事務局が簡単に次回の予定を説明して審議が終了した。
2. 場所 経済産業省別館 10階 1012号会議室
3. 議題
(1) GXロケットに関する評価について
(2) その他
4. 資料
  資料6-1 今後のGXロケット開発に係る検討状況
参考資料6-1 GXロケット評価小委員会の今後の予定について
参考資料6-2 GXロケット評価小委員会(第5回)議事録(案)
参考資料6-3 宇宙開発委員会推進部会GXロケット評価小委員会における評価について