第16回定例会議

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成20年4月23日(水)14:00〜14:40 【議題1】 文科省の阿蘇企画官が資料16-1(COPUOS法小委の結果)を5分余りで説明し、その後、10分弱の質疑応答が行われた。(青江委員が、日本の法整備が不十分な現状であるが、外国との共同打ち上げ、月の探査の機会に法整備を進める必要があると問題提起された。)

【議題2】 JAXAの吉川産学官連携部長が資料16-2(小型副衛星の通年公募)を10分余りで説明し、続けて、JAXAの中村PLANET-Cプロマネが同じ資料を使ってPLANET-Aの概要を説明し、その後10分程の質疑応答があった。(GOSATの相乗りで初めて副衛星の公募を行ったが、PLANET-C計画で搭載余裕が出たのを契機に、副衛星を公募してリストを作り、機会が有る毎に其処から選抜して行く方式を始めた。(説明は変だったが、そう云う事らしい)此のPLANET-Cは金星探査ミッションで、トランスファ軌道を3/4周した処で金星に向かう軌道に乗る為に2段エンジンの2回目の噴射を行う。トランスファ軌道で副衛星を放出すれば300 kmの周回軌道に乗せられるが、金星遷移軌道まで一緒に連れて行って貰えるので、若し希望する衛星が現れれば宇宙開発機関以外が上げる世界最初の人工惑星になる。なお、PLANET-Cは平成22年度打上げを予定しているが、此の機会を逃すと数年間ウィンドウが開かない、日程厳守が必須のプロジェクトである。)

【議題3】 宇宙開発の現状報告に対する質問は無く、前回議事録についての言及はなかった。
 
2. 場所 文部科学省18階 宇宙開発委員会会議室
3. 議題
(1) 国連宇宙空間平和利用委員会(COPUOS)法律小委員会の結果について
(2) H-UAロケットに相乗りする小型副衛星の通年公募について
(3) その他
4. 資料
  委16-1 国連宇宙空間平和利用委員会(COPUOS)法律小委員会の結果について
委16-2 H-UAロケットに相乗りする小型副衛星の通年公募について
委16-3-1 宇宙開発の現状報告(平成20年4月16日〜平成20年4月22日)
委16-3-2 第15回宇宙開発委員会議事要旨(案)