第22回定例会議

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成20年7月2日(水)14:00〜15:15 【議題1】 阿蘇企画官が資料23-1(COPUOS)を6分程で説明し、その後9分程の質疑応答があった。(6月11日から20日に行われたCOPUOSの「一般発言」では、各国の活動の紹介が行われ、我が国は月探査、APRSAF、センチネルアジアなどの紹介を行った。各国の活動報告の中で、日本のAPRSAFやセンチネルアジアを支持する旨の発言があった。)

【議題2】 JAXAの本間執行役が資料23-2(ALOSの成果)を40分近く掛けて説明し、その後25分程の質疑応答があった。(ALOSは3種類のセンサを搭載し、2年半の運用でほぼ全陸域のデータ収集を完了した。また他機関と協働で行った各種の実利用テーマ(国土地理院の2万5千分の1地図作成、農水省の耕地の把握、海上保安庁の海氷観測、環境省のみどりの国勢調査など)は順調に進展し、実用の段階になった。)(青江、池上両委員が、本間執行役に向かって商業化に向けた対応をするように注文を付け、JAXAには荷が重いとの返答に不満足を表明していた。通信衛星の技術開発を進め、いざ実用化に手が届きそうになった時に起こった事件を思い出して頂きたい。其の法律は未だ廃案になってはいない。余程慎重に事を進めなければ地球観測衛星も通信衛星の轍を踏む事になりかねない。)

【議題3】 宇宙開発の現状報告は無く、前回議事録についての言及はなかった。
 
2. 場所 文部科学省18階 宇宙開発委員会会議室
3. 議題
(1) 第51会期国連宇宙空間平和利用委員会の開催結果について
(2) 陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)の成果〜宇宙利用の拡大に向けて〜
(3) その他
4. 資料
  委23-1 第51会期国連宇宙空間平和利用委員会の開催結果について
委23-2 陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)の成果〜宇宙利用の拡大に向けて〜
委23-3-1 宇宙開発の現状報告(平成20年6月25日〜平成20年7月1日)
委23-3-2 第22回宇宙開発委員会議事要旨(案)