第26回定例会議

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成20年7月30日(水)14:00〜15:30 【議題1】 文科省の片岡参事官が資料26-1(概算要求に向けたJAXAの研究開発重点事項)を4分程で説明し、その後6分程の質疑応答があった。(議題に「概算要求」との言葉があったが、(1)国民生活の向上等、(2)産業の振興、(3)人類社会の発展、(4)国際協力等の4つに分類した「重点事項」の特定を狙った委員会議決事項であった。)(概算要求の言葉につられたようで、何時にも増して傍聴者が多かったが、「概算要求額」に繋がる記述は一切無く、多くの傍聴者はがっかりした事だろう。)

【議題2】 文科省の片岡参事官が資料26-2-1(衛星観測監視システムの見解)を3分弱で説明した後、3分弱の質疑応答があった。その後、JAXAの本間執行役が資料26-2-2(海洋地球観測探査システム)を10分程で説明した後、7分程の質疑応答があった。

【議題3】 JAXAの富岡執行役が資料26-3(不具合分析)を14分余で説明した後、16分程の質疑応答があった。
(最近、致命的な故障には至らないものの対処可能な不具合が多発しているとの印象があるが、統計的に見ると増加傾向とは言えないと云う結果である。)

【議題4】 総務省の岡野直樹 宇宙通信政策課長が資料26-4-1(ETS-[の故障原因究明)を8分程で説明した後、NICTの大森理事が2分弱で追加説明を行なった。其の後3分強の質疑応答があった。

【議題5】 JAXAの高畑博樹 ミッションマネージャーが資料26-5(ETS-[実験状況)を11分程で説明した後、4分余の質疑応答があった。(ETS-[は大型アンテナによる受信装置が故障したが、送信用に大きなアンテナを介する事で実験を行なっており、有効な試験結果が取れている。)

【議題6】 宇宙開発の現状報告に質問は無く、前回議事録についての言及はなかった。
 
2. 場所 文部科学省18階 宇宙開発委員会会議室
3. 議題
(1) 平成21年度概算要求に向けた独立行政法人宇宙航空研究開発機構の研究開発における重点事項について
(2) 国家基幹技術「海洋地球観測探査システム」衛星観測監視システムヘの取り組みについて
(3) 衛星軌道上不具合分析・検討の状況について
(4) 技術試験衛星[型(ETS-[)「きく8号」の受信系故障に係る原因究明及び今後の対応について
(5) きく8号(ETS-[)実験の状況について
(6) その他
4. 資料
  委26-1 平成21年度概算要求に向けた独立行政法人宇宙航空研究開発機構の研究開発における重点事項について(案)
委26-2-1 「衛星観測監視システム」に関する見解の策定について
委26-2-2 国家基幹技術「海洋地球観測探査システム」衛星観測監視システムヘの取り組みについて
委26-3 衛星軌道上不具合分析・検討の状況について
委26-4-1 技術試験衛星[型(ETS-[)「きく8号」の受信系故障に係る原因究明及び今後の対応について(報告書概要)
委26-4-2 技術試験衛星[型(ETS-[)「きく8号」の受信系故障に係る原因究明及び今後の対応について(報告書)
委26-5-1 きく8号(ETS-[)実験の状況について
委26-6-1 宇宙開発の現状報告(平成20年7月23日〜平成20年7月29日)
委26-6-2 第25回宇宙開発委員会議事要旨(案)