第37回定例会議

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成20年10月15日(水)14:00〜14:45 【議題1】 JAXA名誉教授でニュートンプレスの編集長の水谷先生が資料37-1(火星の水?)を25分弱で説明した後、15分弱の質疑応答があった。(マスコミ各紙でNASAのPhoenixが火星で水を発見と伝えたが、実は氷であり、其れは数十年前から分かって居た事なので驚く事ではない。また、AviationWeekが「火星で生命の痕跡」と伝えたが、NASAのプレスコンファレンスで「火星の土壌の中から過塩素酸塩が発見された」と云うもので、此れは毒性があり生命発生、生存には不適な物質である。また、これ等は推進薬の酸化剤としても使われるもので、地球から運び込まれた可能性も否定しきれない。Phoenixは有用な観測機器を持ち込んでいるので、観測結果の正式な報告が待たれる。)

【議題2】 JAXAの道浦部長が資料37-2(GOSATの愛称)を3分程で説明した後、2分弱の質疑応答があった。(温室効果ガス観測技術衛星の愛称は12,683件(過去最高)の応募があり、愛称点数として3,789点あった。愛称は「いぶき」に決まった。地球の息づかい(息吹)である二酸化炭素を観測する事、活気と明るい未来を感じさせる響きがある事が選定理由であった。)

【議題2】 宇宙開発の現状報告に対して質問はなく、前回議事録についての異議、コメントは無かった。
2. 場所 文部科学省18階 宇宙開発委員会会議室
3. 議題
  (1) 火星における水の発見? フェニックス火星探査ミッションの成果
(2) 温室効果ガス観測技術衛星(GOSAT)愛称の選定結果について
(3) その他
4. 資料
  委37-1 火星における水の発見? フェニックス火星探査ミッションの成果
委37-2 温室効果ガス観測技術衛星(GOSAT)愛称の選定結果について
委37-3-1 宇宙開発の現状報告(平成20年10月8日〜平成20年10月14日)
委37-3-2 第36回宇宙開発委員会議事要旨(案)