第44回定例会議

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成20年12月10日(水)14:00〜15:10 【議題1-1】 新潟大学の間瀬教授が資料44-1の最初の項目(スカイメッシュシステム)を6分強で説明した後、8分程の質疑応答が行われた。(被災地に上げた気球で映した画像を、WINDSを経由させて災害対策本部に送り、災害状況を掌握するシステムの実験)

【議題1-2】 自治体衛星通信機構の大内部長が資料44-1の2番目(非常時通信等伝送実験)を6分弱で説明した後、6分余の質疑応答があった。(被災地で撮ったハイビジョン映像、災害地のALOS画像、テレビ会議の交信実験)

【議題1-3】 NICTの門脇センター長が資料44-1の3番目(プロトコル評価)を3分余で説明した後、3分弱の質疑応答があった。(衛星を使ったインターネット通信は、伝搬遅延による処理能力の低下が問題で、処理能力の回復に優れたプロトコルを見付ける実験を行った。)

【議題1-4】 JAXAの本間執行役が、資料44-1の4番目(マルチキャスト実験)を説明した後、「参考」に示された内容の一部を紹介した。途中でで、青江委員長が質問を挿んだ為、質疑応答が始まった。合わせて13分弱を要した。(タイとフィリピンとJAXA筑波宇宙センタの間で、ハイビジョン画像による複数個所への同時配信実験を行った。同時に5か所まで送信が可能で、今回はその第一歩目の実験である。

【議題2】 三菱電機の稲畑事業部長が資料44-2(海外商用衛星の受注)を10分弱で説明した後、13分程の質疑応答が行われた。

【議題3】 宇宙開発の現状報告についての質問は無く、前回議事要旨に対して異議、コメントは無かった。
2. 場所 文部科学省18階 宇宙開発委員会会議室
3. 議題
  (1) 超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)の基本実験および利用実験成果について
(2) 国産衛星バスによる海外商用通信衛星初受注について
(3) その他
4. 資料
  委44-1 超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)の基本実験および利用実験成果について
委44-2 国産衛星バスによる海外商用通信衛星初受注について
委44-3-1 宇宙開発の現状報告(平成20年12月3日〜平成20年12月9日)
委44-3-2 第43回宇宙開発委員会議事要旨(案)