第7回定例会議

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成20年2月20日(水)14:00〜14:50 【議題1】 文科省の片岡参事官が資料7-1(長期的な計画)を5分余で説明した。その後、委員は全員が部会に出席して居り、内容に精通しているので、松尾委員長の声掛けで、20分強をかけて全員が感想を述べる事になった。(青江部会長が、「通信・放送などについてはプライオリティを落とす事を明言し、災害監視など、新たな実用分野に国は注力して行く。」と、発言したのに対して、池上委員が「放送・通信をやらないと言っている訳ではない。」と盛んに反論したが、平行線のままであった。)

【議題2】 MHIの森 執行責任者付が資料7-2(H-UA#14)を12分程で説明した後、IAの山本部長を加えて、6分程の質疑応答があった。更に、米国が制御不能になった衛星を破壊すると報道した事を受け、池上委員から安全審査をやり直さなくて良いのかと質問があり、JAXAの遠藤氏が回答した。安全審査はデブリが射場のロケットに当たっても、飛行中のロケットに当たっても、それでも安全が確保できることを確認したと納得いただくのに、5分ほど要した。(ヒドラジンタンクは450ミリの直径の半球二つの間に、ゴム状の幕を挟み込むもので、此の幕の外縁がパッキンの様になっているが、その締め込みが不十分だった為に漏洩が起こった事が解った。尚、此のタンクはH-Uでも使われており、今迄20フライト、40個の実績がある。また、タンクは交換され、23日打ち上げに向けて作業が行なわれている。)

【議題3】 宇宙開発の現状報告に質問はなく、前回議事録についての言及はなかった。
2. 場所 文部科学省18階 宇宙開発委員会会議室
3. 議題
(1) 宇宙開発に関する長期的な計画について
(2) H-UAロケット14号機の打上げに向けた準備状況について
(3) その他
4. 資料
委7-1 宇宙開発に関する長期的な計画(案)
委7-2 H-UAロケット14号機の打上げに向けた準備状況について
委7-3-1 宇宙開発の現状報告(平成20年2月13日〜2月19日)
委7-3-2 第6回宇宙開発委員会議事要旨(案)