Ⅲ 石井方式の疑問に答える

「石井方式」実践の心がまえ
  幼稚園で漢字を覚えても、小学校に進んで漢字を使わないでいたら、すっかり忘れてしまうのではないか。無駄になるのではないか。
漢字で学習することの重要性はよく理解しているつもりだが、漢字かな混り文に慣れた場合、小学校に進んで、かなばかりの文に接して子供が困るのではないか。
石井方式を実施するために必要な条件は何か。だれでも、どんな子供にでも、実施できるか。
石井方式を実施するのに、最も必要な心がまえは何か。
漢字に対して、全く興味も関心も示さない場合にはどうしたらよいか。
漢字カードによる一日三回の学習を実践していた者だが、初めのうちは楽しんでやってくれていたが、この頃はカードを示しても見ようとしない。こういう場合はどうしたら良いのか。
「一日6 回、一回に30 秒ずつの学習」というのは絶対に必要な条件なのか。一回を一分にふやし、一日3 回ではどうか。
漢字の絵本には、中学や高校でも学習しないような“蛙”とか“蟻”のような難しい漢字が沢山使われています。なぜもっとやさしい一、二年生で学習する漢字から教えるようにしないのか。
漢字の絵本の文では、送りがなが基準と違っているものがあるがなぜか。
“鳩”や“鶴”などの常用漢字表にない漢字は、幼児が覚えたとしても、役立たないではないか、という意見があるがどうか。
私は子供の頃から“吉田”の姓を“田”と書いており、子供にもそう教えたところ“吉”が正しく、“”は誤りだと先生に訂正された。また、“”も誤りだとのこと。いつから、どうしてそうなったのか
幼児期に英語を学習させることの是非について伺いたい。