石井勲の漢字教育は、二つの基本原則に基づいて居ます。第一に「社会で、一般に漢字で表記している言葉は、常に(したがって最初から)漢字で表記して提出しなければならない。初め、かな書きで学習させ、それに習熟させた後に漢字を学習させる、今の学習法は、絶対に止めるべきである。」があり、第二に「社会科用語は社会科で、理数科用語は理数科で、提出し、指導すべきである。今まで、「国語教科書に提出され、指導されていない漢字は、他教科には提出すべきではない。」とされています。以下の処などに書かれています。

書  名 項目見出し
石井勲の漢字教室 1  T 私の漢字教室 第2 部 新しい教育方式の提案 第1章 新しい漢字教育の提案 1 二つの基本原則
石井勲の漢字教室 2  I 一年生でも漢字が読める 第5章 だれでもどこででも行なえる石井方式 石井方式の種あかし 石井方式の二原則
ことばは漢字と意味で覚える
少ない時間でなんでも引き受けている国語教育
3 家庭では石井方式をこのように行なう 漢字を教えるための基本原則
石井勲の漢字教室  別巻 母と子の実践教室  子どもはみな神童 W 石井方式のすすめ 正書法教育わが意を得たり 桑原 三郎 
 (慶応義塾幼稚舎教諭・実践女子大学講師)
石井方式漢字の教え方 原理編 石井方式とは何か
指導編 (3) 小学校における指導 石井方式の基本原則と実施の方法
親こそ最良の教師 第5章 国語教育における漢字指導の実際 1 欠陥を排除し、真の漢字教育を 基本原則その一 初めから漢字表記で学習を
      基本原則その二 各教科の用語は最初から本物を教える