第19回定例会議

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成22年5月26日(水)14:00〜15:10 【議題1】 三菱重工の二村部長が資料19-1(H-UA#17打上げ結果)を2分余で説明した後、7分弱の質疑応答が行われた。

【議題2】 JAXAの中村教授が資料19-2(PLANET-C運用結果)を6分程で説明した後、10分程の質疑応答があった。

【議題3】 NICTの熊谷理事が資料19-3(SMILESの異常)を12分半程で説明した後、JAXAの白木理事、塩谷教授を交えて20分弱の質疑応答があった。(青江委員から、「本件は推進部会には掛けないものであるが、1年の運用計画が半年で故障したので、明らかに目標未達である。JAXA内部でのサクセスクライテリア評価を厳正に行って貰いたい。」との厳しい指摘があった。)

【議題4】 文科省の松尾参事官が資料19-4(宇宙分野・重点施策)を7分余で説明した後、4分弱の質疑応答があった。(此の重点施策は3本の柱で構成され、其の第3に「イノベーションエンジンとしての最先端科学・技術力の強化」が示され、その内訳の第1に「我が国の自律性確保に必要な基盤技術(輸送系・衛星系など)の獲得・確保」が掲げられている。表題にはイノベーションとか、自律性とか、表現を和らげる言葉使いをしているものの、ロケット推進、衛星バス、センサなどが戦略技術であるとの認識を明確に示し、「弛まない新たな技術開発を継続的に行う」事を謳っており、宇宙活動の目的の根幹を示している点が評価出来る。)

【議題5】 文科省の萩原補佐が資料19-5-1(現状報告)を2分余で説明した後、1分に満たない短い質疑応答があった。其の後、第18回の議事録が承認された。
 
2. 場所 文部科学省18階 宇宙開発委員会会議室
3. 議題
  (1) H-UAロケット17号機による金星探査機「あかつき」及び小型副衛星の打上げ結果について
(2) 金星探査機「あかつき」の運用状況について
(3) 超伝導サブミリ波リム放射サウンダ(SMILES)のサブミリ波受信系異常の現状について
(4) 宇宙分野における重点施策について(宇宙開発戦略本部決定)
(5) その他
4. 資料
  委19-1 H-UAロケット17号機による金星探査機「あかつき」及び小型副衛星の打上げ結果について(速報)
委19-2 金星探査機「あかつき」(PLANET-C)のクリティカルフェーズ運用結果について
委19-3 超伝導サブミリ波リム放射サウンダ(SMILES)のサブミリ波受信系異常の現状について
委19-4 宇宙分野における重点施策について
委19-5-1 宇宙開発の現状報告(平成22年5月12日〜5月25日)
委19-5-2 第18回宇宙開発委員会議事要旨