第 1 回調査部会

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成24年1月31日(火)10:00〜12:05 【議題 1-1】 JAXAの稲谷プログラムディレクタが資料1-1(今後の改善事項)を26分程で説明した後、40分近い質疑応答があった。

【議題 1-2】 JAXAの中村プロマネが資料1-2(今後の運用)を12分半程で説明した後、5分余の質疑応答があった。(2015年金星接近に向けて準備が全て整った。2015年に金星軌道に投入し、赤道面に近い軌道傾斜にすると太陽摂動で近金点を下げる力が働き、金星に落下する時期が早まるので、極軌道を取る様に対応する必要がある。2015年には金星に接近し、スイングバイを行い、1金星年後に(2016年)軌道投入すると、赤道面に近い軌道傾斜角に於いて太陽摂動に依る力が「あかつき」を加速する方向に働く。金星観測の科学的意味を考えると後者が望ましいが、設計寿命を越えての運用を更に伸ばすリスクを伴う。軌道検討を更に行なってから最終選択を行なう。)

【議題 1-3】 事務局の坂田補佐が資料1-3(原因究明及び今後の対策)(調査部会報告書案)を25分近く掛けて説明した後16分程の質疑応答があり、最終的な語句の訂正等を部会長に一任すると云う事で、審議を完了した。

【議題 2】 池上委員長が古川宇宙担当大臣の発言のコピーを配り、6分近いお話を為さった。
 
2. 場所 文部科学省13階 特別会議室
3. 議題
(1) 金星探査機「あかつき」の金星周回軌道への投入失敗に係る原因究明及び今後の対策について
(2) その他
4. 資料
調査1-1 あかつき金星周回軌道投入失敗の原因究明結果を受けた今後の改善事項
調査1-2 「あかつき」の現状と今後の運用について
調査1-3 第24号科学衛星(PLANET-C)「あかつき」の金星周回軌道への投入失敗に係る原因究明及び今後の対策について(案) (その1) (その2) (その3)
  出席者 河内山治朗(部会長)、池上徹彦、井上一、井手信二、飯野美智子、坂田肇
上杉、折井、木田、小林、酒井、中島、宮村