第44回定例会議

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 平成18年12月13日(水) 14:00〜14:35  資料44-1(APRSAF-13)を、インドネシアに出張したJAXAの樋口理事が説明し、総合議長を務めた松尾委員が報告した後、少々質疑応答が行われた。

 JAXAの有賀次長が資料44-2-1(ロケットの準備状況)を説明し、JAXAの本間室長が資料4-2-2(衛星の準備状況)を説明した後、少々質疑応答があった。(まだ打ち上がってもいない衛星に対し、青江委員は「世界をリードする大型アンテナ技術であるが、携帯電話に使うための打上げ引き合いも無いのは宣伝不足だ。」とばかりの迫りようであった。NTTの中に、この程度のアンテナなら地上系インフラの充実のほうが現実的な対処方法であるとの発言があるようで、大分ご不満であるらしい。宇宙を利用したサービスが、そんなに急速に浸透することは無い。せっかちに迫ることは慎んでいただきたいものである。

 宇宙開発の現状報告の後、青江委員がJAXAと早稲田大学との研究協力協定が最初の締結例かと質問し、東北大学、大阪大学に次ぐ3番目であるとの回答があり、井口委員長がSTSの打上げ成功でJEMの打上げがいよいよ近付いたとの発言があった。前回の議事録は異議なく承認された。
2. 場所 文部科学省4階 宇宙開発委員会会議室
3. 議題
(1) 第13回アジア太平洋地域宇宙機関会議(APRSAF-13)の開催結果について
(2) H-UAロケット11号機による技術試験衛星[型(ETS-[)の打上げ準備状況について
(3) その他
4. 資料
委44-1 第13回アジア太平洋地域宇宙機関会議(APRSAF-13)の開催結果について
委44-2-1 H-UAロケット11号機の打上げ準備状況について
委44-2-2 技術試験衛星[型(ETS-[)の打上げ準備状況について
委44-3-1 宇宙開発の現状報告(平成18年12月5日〜平成18年12月12日)
委44-3-2 第43回宇宙開発委員会議事要旨(案)