第30回定例会議 |
【議事次第】 | 【要旨】 | |||
1. | 日時 | 平成19年9月19日(水) 14:00〜14:30 | 【議題1】 MHIの前村技師長が資料30-1-1(H-UA打上げ結果)を説明した後、続いてJAXAの井上理事が資料30-1-3(SELENEの運用状況)を説明した。その後、多少活発な質疑応答があった。(打上げ以降、順調に軌道調整、太陽電池パドルの展開、通信アンテナの展開が行なわれている。)(商業打上げ移行に関連して少々行き過ぎた質疑応答があった。また、「焼き直しのミッションに550億は高い。」との新聞の社説が有った事に言及し、「説明が悪いのか、聞く方が悪いのか」と青江委員が投げ掛けたが、委員長が和らげる発言をして収めた。) 【議題2】 文科省の藤田室長が資料30-2(ICG会合の結果)を説明した後、多少の質疑応答があった。(ICGは国連COPUOSが設立した会合で、衛星測位システムの提供国も積極的に参加している。多数現存し新規の計画もある中、コンパティビリティの確保など、安定したサービスの提供に関する議論が行なわれた。周波数割り当て以外はバイラテラルで交渉してきたが、今後は此の会合を利用し、マルチラテラルで進められることに大いに期待している。)(青江委員から、「日本は現在プロバイダとなる計画は無いが、先行きプロバイダに繋げる為にも重要な会合であるが、事前準備が不十分である。」との叱責があった。小職は「全ての国際的な機会でプレゼンスを高めるのは行き過ぎであり、お金が続かないことを心配する必要がある。GPSの補正情報を流したり、ユーザーとして質の向上のための技術を磨いており、それで世界に貢献するのも一つの道である。」と考える。) 【議題3】 宇宙開発の現状報告に質問は無く、前回の議事録は異議なく承認された。 |
|
2. | 場所 | 文部科学省4階 宇宙開発委員会会議室 | ||
3. | 議題 | |||
(1) | H-UAロケット13号機による月周回衛星「かぐや」(SELENE)の打上げ結果について(速報) | |||
(2) | 第2回ICG(衛星航法システム(GNSS)に関する国際委員会)会合等の結果について | |||
(3) | その他 | |||
4. | 資料 | |||
委30-1-1 | H-UAロケット13号機による月周回衛星「かぐや」の打上げ結果について(速報) | |||
委30-1-2 | 月周回衛星「かぐや」(SELENE)の運用状況について(速報) | |||
委30-2 | 第2回ICG(衛星航法システム(GNSS)に関する国際委員会)会合等の結果について | |||
委30-3-1 | 宇宙開発の現状報告(平成19年9月12日〜平成19年9月18日) | |||
委30-3-2 | 第29回宇宙開発委員会議事要旨(案) |