第41回定例会議

【議事次第】 【要旨】
1. 日時 12月12日(水) 14:00〜15:10 【議題1】 JAXAの井上理事が口火を切り、坂尾准教授が資料41-1(「ひので」の成果)を説明した後、15分弱の質疑応答があった。(「ひので」打上げ後一年間で、X線観測、可視光観測を行い、今まで捕らえられなかった映像を取得し、多くの論文が世界の科学しに掲載されている。前の太陽観測衛星「ようこう」の同時期に比べ、2倍以上になっている。)

【議題2】 JAXAの川口教授が資料41-2(ISECG)を説明した後、10分弱の質疑応答が行なわれた。(ISECGはGESの前回会合(イタリア)で発案された協働グループの活動を定義するための集まりで、今回が第1回としてベルリンで開催された。今後はGESに代えてISECGが開催されるらしい。)

【議題3】 漁業情報サービスセンターの為石理事が資料41-3(衛星画像・漁業利用)を熱心に説明した後、8分ほどの質疑応答があった。(リモセンデータの水温、海水の色を利用し、様々な種類の魚の漁場を特定したり、水面の高さのデータから渦の場所を見つけ、越前くらげの監視、捕獲に役立てたり、秋刀魚の漁場を特定するといった、幅広い研究を進めてきた。)

【議題4】 宇宙開発の現状報告に質問はなく、前回議事録についての言及はなかった。
2. 場所 文部科学省4階 宇宙開発委員会会議室
3. 議題
(1) 太陽観測衛星「ひので」の成果について
(2) 国際宇宙探査協働グループ(ISECG)会合等の結果について
(3) 衛星地球観測漁業利用の現状
(4) その他
4. 資料
委41-1 太陽観測衛星「ひので」の成果について
委41-2 国際宇宙探査協働グループ(ISECG)会合等の結果について
委41-3 衛星地球観測漁業利用の現状(スライド版
委41-4-1 宇宙開発の現状報告(平成16年12月5日〜平成19年12月11日)
委41-4-2 第40回宇宙開発委員会議事要旨(案)